山口県周南市・下松市・光市の地域密着行政書士藤本高広のブログ

行政書士藤本高広事務所代表の藤本高広です。取扱業務は、遺言・相続・死後事務委任契約・任意後見・家族信託・法人設立・建設業許可・宅建業免許・生活保護申請・補助金、支援金申請、農地転用などです。さらに申請の電子化対応、おひとり様や一人親、同性パートナーの方々に適した制度のご案内など、新しい業務にも積極的に取り組んでいく予定です。

認知と戸籍

 婚姻関係にある男女の間に生まれた子を嫡出子といいます。婚姻関係にない男女間に生まれた子を嫡出でない子といいます。一般には非嫡出子ともいいます。嫡出子と非嫡出子の大きな違いは、非嫡出子には父親の相続権がないということです […]

普通養子 特別養子と戸籍

養子縁組の制度は、血縁関係が無い者同士に親子関係を作る制度で、古くから認められています。養親と養子間には実の親子関係と同様の相続が発生しますので、相続手続きに際しては養子の存在の有無も重要なチェックポイントです。 普通養 […]

戸籍の編製原因

新しく戸籍が作られるのは主に以下のような場合です。 ◯ 日本人同士が婚姻したとき。なお外国人と婚姻したときはその日本人が戸籍の筆頭者でない場合に限り新しく戸籍が作られます。 ◯ 婚姻して氏を変えた人が離婚し、婚姻前の氏に […]

戸籍の附票とは

戸籍の附票とは、本籍地の役場で管理されている、住所の履歴がわかるものです。戸籍の附票に記載されているのは・戸籍の表示・氏名・住所・住所を定めた年月日です。引越をして新しい住所になり住民登録をしたときに、新しい住所地の長が […]

戸籍とは

戸籍は、国民一人一人の出生から死亡までの身分事項を公的な帳簿に記録、管理して証明するものです。戸籍は「一の夫婦及びこれと氏を同じくする未婚の子」を一単位として作られています。そのため親族関係や相続、扶養といった権利義務関 […]

戸籍が必要なとき

普段の生活の中で戸籍に触れる機会はそれほど多くはありません。戸籍の内容が変わるタイミングも出生、結婚、離婚、子供の誕生、死亡というように限定的です。それでもこの戸籍を取り寄せて、内容を読み解かなければならない時があります […]

信託の実務上のポイント⑨

● 受託者は受益権の代わりに信託財産を受益者以外に贈与することはできません。これをやれば忠実義務違反に問われる可能性があります。ただし、受益者に扶養家族がいる場合は、受益者の扶養義務に基づいて信託財産から給付することがで […]

倒産隔離機能とは

信託に入れた財産には倒産隔離機能があります。この倒産隔離機能によって、信託財産は委託者と受託者の固有の財産から独立し、委託者や受託者の債権者から差し押さえをされたり破産しても取り立ては免れます。しかし受益者が破産した場合 […]

信託契約締結直後に受託者がやるべきこと

信託の契約書を作成するまでは何度も専門職の事務所へ通い、慣れない法律用語の説明を受けることだと思います。そしてやっと公正証書が完成したときは一安心といった気持ちでしょう。しかし受託者には公正証書が完成したらすぐにやるべき […]

信託の実務上のポイント⑧

● 信託契約をした後に、受託者が委託者の財産を子や孫へ贈与することはできません。受託者は委託者の利益のために財産の管理を行っており、忠実義務と善管注意義務があるからです。受益者代理人も同じく、受益者の直接の利益にならない […]