山口県周南市・下松市・光市の地域密着行政書士藤本高広のブログ

行政書士藤本高広事務所代表の藤本高広です。取扱業務は、遺言・相続・死後事務委任契約・任意後見・家族信託・法人設立・建設業許可・宅建業免許・生活保護申請・補助金、支援金申請、農地転用などです。さらに申請の電子化対応、おひとり様や一人親、同性パートナーの方々に適した制度のご案内など、新しい業務にも積極的に取り組んでいく予定です。

戸籍の附票とは

戸籍の附票とは、本籍地の役場で管理されている、住所の履歴がわかるものです。戸籍の附票に記載されているのは・戸籍の表示・氏名・住所・住所を定めた年月日です。引越をして新しい住所になり住民登録をしたときに、新しい住所地の長が […]

戸籍とは

戸籍は、国民一人一人の出生から死亡までの身分事項を公的な帳簿に記録、管理して証明するものです。戸籍は「一の夫婦及びこれと氏を同じくする未婚の子」を一単位として作られています。そのため親族関係や相続、扶養といった権利義務関 […]

戸籍が必要なとき

普段の生活の中で戸籍に触れる機会はそれほど多くはありません。戸籍の内容が変わるタイミングも出生、結婚、離婚、子供の誕生、死亡というように限定的です。それでもこの戸籍を取り寄せて、内容を読み解かなければならない時があります […]

信託の実務上のポイント⑨

● 受託者は受益権の代わりに信託財産を受益者以外に贈与することはできません。これをやれば忠実義務違反に問われる可能性があります。ただし、受益者に扶養家族がいる場合は、受益者の扶養義務に基づいて信託財産から給付することがで […]

倒産隔離機能とは

信託に入れた財産には倒産隔離機能があります。この倒産隔離機能によって、信託財産は委託者と受託者の固有の財産から独立し、委託者や受託者の債権者から差し押さえをされたり破産しても取り立ては免れます。しかし受益者が破産した場合 […]

信託契約締結直後に受託者がやるべきこと

信託の契約書を作成するまでは何度も専門職の事務所へ通い、慣れない法律用語の説明を受けることだと思います。そしてやっと公正証書が完成したときは一安心といった気持ちでしょう。しかし受託者には公正証書が完成したらすぐにやるべき […]

信託の実務上のポイント⑧

● 信託契約をした後に、受託者が委託者の財産を子や孫へ贈与することはできません。受託者は委託者の利益のために財産の管理を行っており、忠実義務と善管注意義務があるからです。受益者代理人も同じく、受益者の直接の利益にならない […]

後見制度と信託の費用の比較

首記のことは気になるところです。まずは後見制度ですが、法定後見と任意後見の2つがあるのでそれぞれみていきます。 法定後見の場合、自分で家庭裁判所に後見人選任の申立てをするなら印紙代が1万円程度かかります。医師の鑑定が実施 […]

信託と遺言の違い

まず家族信託は契約信託と遺言信託に分けて考えます。契約信託とは一般的な家族信託の形で、委託者の生前の財産管理を目的とします。遺言信託とは遺言の中で信託を設定するもので、委託者の死亡により効力が発生します。遺産の受取人に財 […]

信託の実務上のポイント⑦

● 信託契約が終了したら、信託終了後の清算事務を行います。この清算事務を行う人を清算受託者と呼び、実務上は信託終了時点の受託者がそのまま清算受託者になると定められています。清算受託者は信託財産にかかる債務と諸費用を支払っ […]