山口県周南市・下松市・光市の地域密着行政書士藤本高広のブログ

行政書士藤本高広事務所代表の藤本高広です。取扱業務は、遺言・相続・死後事務委任契約・任意後見・家族信託・法人設立・建設業許可・宅建業免許・生活保護申請・補助金、支援金申請、農地転用などです。さらに申請の電子化対応、おひとり様や一人親、同性パートナーの方々に適した制度のご案内など、新しい業務にも積極的に取り組んでいく予定です。

Month: 2021年11月

家族信託の受託者

 家族信託と言うだけに、受託者は委託者の家族の誰かを選ぶことが多いようです。一番多いのは委託者の子どもが受託者になるケースでしょう。子どもが複数いるときは、委託者の近くに住んでいて、ある程度の事務処理能力があり、委託者か […]

高齢者の財産管理のための家族信託

 家族信託契約は、高齢者の財産管理として有用です。しかし、この契約では財産の管理しかできません。高齢者本人の身上保護はできませんので、信託契約を締結する際は、併せて任意後見契約を締結するなどして、身上保護面をカバーするこ […]

成年後見人の定期報告

 成年後見人に就任したら、年に一度定期報告をする必要があります。報告時期は裁判所から就任当初に指示がありますが、時期が近づいてきてからの確認の連絡は無いこともありますので注意が必要です。報告をせずに期限を過ぎてしまうと、 […]

成年後見人の初回報告

 成年後見人等に就任したら、少なくとも毎年1回、裁判所又は後見監督人への報告義務があります。これとは別に、就任したら初回報告をする義務があります。初回報告の期限は裁判所によって違いますが、だいたい就任後1~2ヶ月後で設定 […]

成年後見監督人

 成年後見の申し立てをすると、成年後見監督人が選任されることがあります。成年後見監督人は、必ず選任されるものではなく、家庭裁判所が必要だと判断したときに選任されます。つまり監督人が選任される何らかの理由があるということで […]

後見制度支援信託、支援預金

 信託銀行や金融機関が取り入れている制度として後見制度支援信託・後見制度支援預金があります。この2つの制度の目的は、主に親族後見人の不正防止です。日常的な支払をするのに十分な金銭以外を信託銀行や金融機関に預け入れをしてお […]

成年後見人受任時

 現時点で、行政書士が裁判所から成年後見人に選任されることはありません。裁判所から選任されるのは弁護士か司法書士が大半です。よって行政書士が成年後見人に就任するためには、申立て時から関与し、申立書に後見人候補者として記載 […]

遺産分割協議書②

 遺産分割協議書には、被相続人に属していた財産は全て載せます。一般的には預貯金や不動産が多いかと思います。中には有価証券や車が含まれるケースも有るでしょう。預貯金や車や有価証券に関しては、遺産分割協議書の内容に基づいて行 […]

遺産分割協議書

 相続手続を開始し、戸籍を集めて相続人を確認し、相続人と相続財産が確定したら、次は遺産分割協議書の作成に入ります。最も相続人が単に子ども1人である場合は遺産分割協議書を作成する必要は無いこともあります。反対に数次相続が発 […]

法定後見

 家族の誰かが認知症を発症して、判断能力が低下したきた場合、本人の財産を守ったり、身上保護をするのであれば、成年後見開始の申立てをすることを検討します。法定後見では判断能力の程度によって後見、保佐、補助の3種類あります。 […]