山口県周南市・下松市・光市の地域密着行政書士藤本高広のブログ

行政書士藤本高広事務所代表の藤本高広です。取扱業務は、遺言・相続・死後事務委任契約・任意後見・家族信託・法人設立・建設業許可・宅建業免許・生活保護申請・補助金、支援金申請、農地転用などです。さらに申請の電子化対応、おひとり様や一人親、同性パートナーの方々に適した制度のご案内など、新しい業務にも積極的に取り組んでいく予定です。

Month: 2021年12月

入居一時金等

有料老人ホームの多くは、入居時に支払う入居一時金の制度を取り入れています。入居一時金は利用料の前払いのようなもので、一定の期間をかけて償却されます。入居一時金としていくつかのプランを用意している施設もあり、中には入居一時 […]

高齢者施設の費用相場

 高齢者施設にも様々な種類があり、利用者の自立度や入所目的、提供するサービス内容がそれぞれ異なります。入所費用も各施設によって違います。ここでは一般的な相場を元におおまかなイメージを持てるようにしたいと思います。  介護 […]

施設選択時のポイント

高齢になれば、様々な事情で在宅で生活することが困難になることがあります。そこで施設への入所を検討することになるのですが、施設には色々な種類があり個々の状況に合わせた施設を選択することが重要になります。資産の少ない方でも入 […]

高齢者の経済支援制度

 現在の日本では、高齢になって働くことが出来なくなった人に対する経済的支援制度として代表的なものが2つあります。1つは公的年金制度です。もう一つは生活保護です。  〇 公的年金制度    公的年金制度とは、一定期間保険料 […]

具体的相続分・特別寄与料

 具体的相続分とは、特別受益や寄与分を考慮した相続分を指します。特別受益とは、被相続人から生前贈与や遺贈によって特別な利益を受けた相続人がいる場合に、その相続人が受けた特別の利益を言います。寄与分とは、被相続人の財産の維 […]

居住用不動産の贈与等の保護

民法第903条4項では「婚姻期間が20年以上の夫婦の一方である被相続人が、他の一方に対し、その居住の用に供する建物またはその敷地について遺贈または贈与をしたときは、当該被相続人は、その遺贈または贈与について持ち戻し免除の […]

相続放棄後の空家の管理

自分に相続が発生した時に、相続財産が欲しくないときや、相続財産が借金などマイナスの財産ばかりである場合は相続放棄をする選択があります。相続放棄をするには、自己のために相続の開始があったことを知ったときから3ヶ月以内に、家 […]

相続法改正と注意点

 平成30年以降、民法の相続に関する内容で改正がありました。時代のニーズを反映したもので、より便利なものになったと思いますが、注意点もあります。いくつか挙げていきます。  〇 自筆証書遺言保管制度   遺言書の形式の中の […]

相隣関係の見直し

 相隣関係とは、隣り合う土地同士の関係のことです。隣り合う土地の所有者同士でトラブルにならないように、民法では相隣関係を規定しています。今回の民法改正で一部見直しがされ、下記の点が改正されることになりました。施行日は令和 […]

所有者不明土地の管理制度の見直し

 〇 現行法では、近隣の土地が放置され、自分の権利が侵害され又は侵害される恐れがあるときは、その土地の所有者に対して是正措置を求めることが出来ます。しかし継続的な是正措置を確実に求めることはできません。          […]