山口県周南市・下松市・光市の地域密着行政書士藤本高広のブログ

行政書士藤本高広事務所代表の藤本高広です。取扱業務は、遺言・相続・死後事務委任契約・任意後見・家族信託・法人設立・建設業許可・宅建業免許・生活保護申請・補助金、支援金申請、農地転用などです。さらに申請の電子化対応、おひとり様や一人親、同性パートナーの方々に適した制度のご案内など、新しい業務にも積極的に取り組んでいく予定です。

Month: 2022年1月

申請取次制度の概要⑥

 外国人の入国審査は以下の手順で行われます。   ・外国人が旅券と査証を持って来日         ⇩   ・日本の出入国港に着いた外国人が上陸申請を行う         ⇩   ・入国審査官は旅券、査証、必要事項が記載 […]

申請取次制度の概要⑤

 申請取次行政書士は、外国人等に代わって各種申請を入管に対して取次ぐことができます。申請を取次ぐ際に必ず必要なものがあります。   ① 届出済証明書 (行政書士が申請取次の届出をしていることを証明するものです。ピンクカー […]

申請取次制度の概要④

 外国人が日本に入国するためには、必ず在留資格を付与されることが必要です。この在留資格は入管法22条の4で、一定の事由に該当した場合には取消の対象とされています。取消事由として、虚偽・偽りの申請をした場合などは当然ですが […]

申請取次制度の概要③

 申請取次行政書士が外国人から受ける依頼には大きく分けて7つあります。なお、記載の手数料は出入国在留管理局に支払う手数料です。  ① 在留期間更新許可申請 (手数料:4,000円)    日本に在留している外国人が、現在 […]

申請取次制度の概要②

 外国人が日本に入国する際には以下のような手順で入国審査が行われます。   ① 入国審査官に旅券(パスポート)、査証(ビザ)および外国人入国記録(EDカード)を提出し上陸申請   ② 指紋及び顔写真の個人識別情報を提供 […]

申請取次制度の概要

 行政書士の取扱業務の中には外国人関連の業務があります。業務の内容としては、外国人が日本に入国を希望する際に事前に在留資格認定証明書の交付申請を取次いだり、在留期間更新許可申請や在留資格変更許可申請を取次いだりすることが […]

死後事務における生前住居の明渡し

 死後事務委任契約で受任者が委任者の生前住居を明け渡すことがあります。通常の賃貸借契約終了時と異なる点として、受任者の権限の明確化と費用の確保があります。  賃貸借契約の解除は、相続人がいる場合は相続人の権限ですので、死 […]

死後事務の具体的内容

 死後事務は大きく分けて、費用の支払や受領に関するもの、行政手続に関するもの、葬儀に関するものがあります。ここでは費用の支払と受領、行政手続に関して少し掘り下げて、具体的にどのような事務を行うのか検討します。人の死亡後に […]

死後事務の流れ

 死後事務委任契約は委任者の死後の各種手続に関する内容を定める委任契約です。しかし民法653条では委任契約の終了事由として、委任者の死亡を終了事由として挙げています。この点最高裁判所の過去の判例で「委任者の死亡によっても […]

死後事務遂行時の留意点

 高齢者の財産管理の一環として死後事務委任契約があります。その名の通り、委任者である高齢者の死亡後に発効する契約です。従ってこの契約を締結した後の受任者は高齢者の死亡の事実を迅速に把握する必要があります。そのためには死後 […]