山口県周南市・下松市・光市の地域密着行政書士藤本高広のブログ

行政書士藤本高広事務所代表の藤本高広です。取扱業務は、遺言・相続・死後事務委任契約・任意後見・家族信託・法人設立・建設業許可・宅建業免許・生活保護申請・補助金、支援金申請、農地転用などです。さらに申請の電子化対応、おひとり様や一人親、同性パートナーの方々に適した制度のご案内など、新しい業務にも積極的に取り組んでいく予定です。

Month: 2021年6月

ヒアリング事項③

死後事務委任契約では、依頼者の健康面の確認もします。持病、服薬、障害、手術歴、かかりつけ医などです。病気や薬の事は専門外ですが、依頼者の状況把握のためにネットで得られる程度の情報は得ておいた方が良いです。ペースメーカーや […]

ヒアリング事項②

死後事務委任契約について相談に訪れた依頼者に確認しておく事はいくつかありますが、その中で重要事項は葬儀方法に関することです。なぜなら葬儀に関することは依頼者の思いを尊重すると同時に、親族や知人、関係者の心情にも配慮が必要 […]

ヒアリング事項

実際に依頼者から死後事務委任契約について相談を受けた時に確認しておく事があります。まずは死後事務委任契約を締結する目的です。依頼者は何らかの問題や不安を解消したいために相談に来ています。その核となる部分を把握することで、 […]

他業種との連携

行政書士として独立開業しても、実際に仕事を行うためには様々な人たちと連携しなければいけません。公正証書遺言の作成は公証人と、成年後見制度はケアマネージャーや介護従事者との連携は必須でした。 死後事務委任契約でも多くの人と […]

おひとりさまの安否確認

死後事務委任契約の依頼者の多くは身寄りのないおひとりさまです。突発的な体調不良や事故で自宅内で孤独死するニュースが増えています。高齢者ばかりではなく、50代60代でも発生しています。そのような時、いち早く異常を察して対応 […]

執行費用の管理④

死後事務委任契約の執行費用を確保する方法は大きく分けて4つあります。今回は最後4つ目の依頼者が自ら管理する方法について検証します。 依頼者が自ら管理するとは、依頼者が死亡するまで自分の銀行口座に預けておくということですが […]

執行費用の管理③

死後事務委任契約の執行費用を確保する方法には生命保険を使うやり方があります。先に紹介した預託方法と信託方法は受任者が先に一括して執行費用を支払うものですが、保険を使えば毎月定額の保険料を支払うことになりますので、まとまっ […]

執行費用の管理②

死後事務委任契約の執行費用を確保する方法の一つに信託会社へ信託する方法があります。この方法を使うと、受任者側の不正行為の心配がなくなりますので依頼者にとってもメリットがあります。信託財産は相続財産とは別管理ですので相続手 […]

執行費用の管理

死後事務委任契約では本人の死亡後に、死後事務を執行するための費用がちゃんと確保されていることが重要です。費用を確保する手段としては、受任者へ預託する、信託会社へ信託する、死亡保険を活用する、依頼者が管理するの4種類が考え […]

死後事務を受任する時の注意と対策③

死後事務委任契約は受任してから契約を履行するまでに相当期間が空くことがあります。そして委任契約の報酬は後払いが原則です。ここでは依頼者の財産の状況によって契約が履行できなくなるリスクを考えます。 契約上必要な費用で大きく […]