山口県周南市・下松市・光市の地域密着行政書士藤本高広のブログ

行政書士藤本高広事務所代表の藤本高広です。取扱業務は、遺言・相続・死後事務委任契約・任意後見・家族信託・法人設立・建設業許可・宅建業免許・生活保護申請・補助金、支援金申請、農地転用などです。さらに申請の電子化対応、おひとり様や一人親、同性パートナーの方々に適した制度のご案内など、新しい業務にも積極的に取り組んでいく予定です。

Month: 2021年6月

信託と税の関係

信託財産にかかる課税関係を考える際、実質的な所有者が現在誰で、財産の所有者が変わったときはその原因が何かを把握することで分かりやすくなります。 例として親子間で信託契約を結ぶケースでみてみます。親が委託者であり受益者でも […]

信託のデメリット

将来への備えとしてとても有効な信託ですが、デメリットもあります。それを確認していきます。 信託契約でできるのは財産の管理だけですので、身上監護をすることはできません。具体的には委託者が介護施設に入所する際に本人の代わりに […]

信託のメリット

民事信託には多くのメリットがあります。私自身それを実感し、業務として力を入れて取り組みたいと思っています。老後や死後の備えを検討されている方におすすめの制度です。そのメリットを少しみていきます。 民事信託の受託者に家族を […]

信託できる財産

どのような財産が民事信託の対象になるのでしょうか。この点法律上の制限はありません。財産価値があるものは全て信託財産にできます。ただし実務上では現金、不動産が大半です。最近では株式、国債等の有価証券にも対応する金融機関も増 […]

信託の受託者

信託とは財産を持っている人(委託者)が契約によって信頼できる人(受託者)に財産を託し、あらかじめ決めた目的のためにその財産を管理・処分することです。 上記の通り受託者は信頼できる人というのがとても重要です。委託者=親、受 […]

民事信託とは

最近よくテレビや雑誌で家族信託という言葉が出てくると思います。これは正式には民事信託といって信託法を根拠にした財産管理の一つの方法です。平成19年に法改正があり、一般の方が利用しやすくなりました。 民事信託は、自分(委託 […]

死後事務の実務(死亡翌日~)

依頼者の葬儀の段取りはほとんど葬儀会社に行ってもらいます。受任者は主に喪主の役割をします。親族に喪主となる人がいる場合はその人をサポートに入ります。火葬の後にもらう火葬済証は、寺院や霊園に納骨の際に渡す物なので遺骨と一緒 […]

死後事務の実務(死亡当日)

人が亡くなるときは、ほとんど病院で亡くなっています。依頼者が危篤になれば病院から受任者へ連絡が入ります。すぐに病院へ行き同時に葬儀会社へ連絡を入れておきます。遺体の引取搬送を依頼するためです。受任者が自分で搬送することは […]

遺言書と契約書作成時の注意点

死後事務委任契約を意識した遺言書を作成するときに注意することがあります。ここでは当然公正証書遺言を前提にお話しします。公正証書遺言を作成する際には証人2人以上の立会が必要ですが、推定相続人や受遺者は欠格事由にあたり立会人 […]

マネープランの検討

死後事務委任契約をする場合は、その執行費用の確保ができるのか確認することが欠かせません。それと同時に依頼者の収支の状況をヒアリングして年間収支の一覧表を作成します。その中で改善するべき点は改善を提案します。お金に関するコ […]