山口県周南市・下松市・光市の地域密着行政書士藤本高広のブログ

行政書士藤本高広事務所代表の藤本高広です。取扱業務は、遺言・相続・死後事務委任契約・任意後見・家族信託・法人設立・建設業許可・宅建業免許・生活保護申請・補助金、支援金申請、農地転用などです。さらに申請の電子化対応、おひとり様や一人親、同性パートナーの方々に適した制度のご案内など、新しい業務にも積極的に取り組んでいく予定です。

信託財産(預金)

 信託法上で「信託財産」とは、「受託者に属する財産であって、信託により管理又は処分すべき一切の財産をいう」と規定されています。よって、あらゆる財産が信託財産にできるように思えますが、実際には他の法律によって信託財産とする […]

信託契約書は公正証書で

 民事信託契約書を作成するのに、信託法上で公正証書にすることが義務づけられているのではありません。しかし、公正証書にすることをお勧めします。その理由を以下に述べます。  〇 契約書の紛失等の防止   このことは何も民事信 […]

民事信託設計時のヒアリング事項

 民事信託は、ほぼオーダーメイドの契約です。そのため最初にしっかり当事者からヒアリングする必要があります。ヒアリングする相手は、財産を託する委託者とそれを託される受託者は当然ですが、その他にも信託関係人(後任受託者、受益 […]

農地転用

 農地転用は行政書士の業務としては柱の1つになるほどニーズの高い業務です。農地とは登記簿上の地目で「田」「畑」となっているものをいいます。農地は農地法により制約があり、農地を農地以外のものにすることを規制しています。その […]

家族信託設計業務へのかかわり方

 行政書士として、家族信託設計業務にはどのようにしてかかわっていくのか、改めて確認していきたいと思います。 ① 家族信託を選択する前段階  まずはご相談を受けます。その時点で家族信託をしたい、と決めておられる方はまだ少な […]

家族信託と後見制度の違い

 高齢者の財産管理の方法といえば、家族信託の他にも後見制度の利用が考えられます。家族信託は財産管理と財産承継のための制度です。後見制度は財産管理と身上監護のための制度です。身上監護とは本人の生活・治療・療養・介護などに関 […]

家族信託とは

 最近よくテレビや週刊誌などで取り上げられている「民事信託」ですが、これを一言で言うなら「特定の者が一定の目的に従い財産の管理又は処分及びその他の当該目的の達成のために必要な行為をすること」と定義することができます。言い […]

電話相談会

 10月は行政書士の広報月間とされています。全国の各会で独自の広報に関する取組みをしています。山口会は10月3日と4日に電話相談会を実施しました。各日、3名の相談員が山口県行政書士会の事務局に待機し、電話対応しました。電 […]

車庫証明

 車を所有したときは「車庫証明」が必要なことは一般に知られています。しかし実際の取得手続きは車の販売元が代行することがほとんどなので、車の買主が自ら車庫証明の取得手続きをすることはありません。  この車庫証明は、官公署に […]

マイナンバーカードの写真

 マイナンバーカードの代理申請手続きを行っていて、メリットを感じるのは写真をその場で撮影してアップロードするときです。わざわざ写真屋さんへ行って証明写真を準備する必要もありませんし、市役所へ出向く手間も省けます。スマート […]