山口県周南市・下松市・光市の地域密着行政書士藤本高広のブログ

行政書士藤本高広事務所代表の藤本高広です。取扱業務は、遺言・相続・死後事務委任契約・任意後見・家族信託・法人設立・建設業許可・宅建業免許・生活保護申請・補助金、支援金申請、農地転用などです。さらに申請の電子化対応、おひとり様や一人親、同性パートナーの方々に適した制度のご案内など、新しい業務にも積極的に取り組んでいく予定です。

Month: 2021年12月

所有者不明土地の発生抑制

 〇 都市部の地価が高い場所であればともかく、地方の田舎の土地は所有しているだけで負担がかかるものが多くあります。放置していたら草が伸び放題になって近隣に迷惑を掛けるので、定期的に除草作業が必要になります。固定資産税の負 […]

民法と不動産登記法の改正②

 〇 現行法では、不動産の登記名義人の住所に変更があったとしても、それを届け出る義務はありません。このことによって所有者不明土地が増えたり、所有者は分かっていてもその所在が不明であったりすることがありました。       […]

民法と不動産登記法の改正

 空き家と所有者不明土地の増加が社会問題視され、深刻化していることを背景に法改正が予定されています。法改正の目的は、所有者不明な不動産を減らしていくことです。具体的には相続登記を義務化したり、住所変更登記を義務化したりし […]

介護保険サービス

介護サービスを受けることができる人は、 ◯ 65歳以上で、要介護状態、要支援状態と認定された人 ◯ 40歳以上65歳未満で老化に起因する疾病によって要介護状態、要支援状態と認定された人 です。 要介護には1~5 要支援に […]

介護が必要になったとき

年齢を重ねていくと、病気や老化が原因で介護が必要になってくることがあります。少子高齢化の現代では、家族に介護を期待できないケースも珍しくありません。 介護が必要になったときは、まずは近くの地域包括支援センターを訪ねましょ […]

後見人と個人情報保護

個人情報保護法では、個人情報データベース等を事業の用に供している者は、個人情報取扱事業者に該当するとされています。個人情報の数の大小は関係ありません。従って専門職後見人は、個人情報取扱事業者に該当し、適切に情報を取り扱う […]

成年後見と本人の医療行為

 成年被後見人である高齢者本人が、怪我や病気で入院・手術が必要となることは十分考えられます。そのような時、成年後見人は本人の意思を確認することなく入院や手術に同意することはできません。これは民法第858条の「成年後見人は […]

債権・債務の財産管理

 高齢者の財産管理には、本人の債権債務の管理も含まれます。債権の例としては、以前誰かにお金を貸していること、債務の例としては借家の家賃などです。債権債務の調査方法は、本人や親族への聞き取りの他、通帳や郵便物の確認です。場 […]

使わない財産の処分

 高齢者と財産管理委任契約を締結した受任者や後見人は、別荘や自動車など、今後本人が使用する予定がないものがある場合、その処分を検討することがあります。処分を検討するに当たっては本人の意思を尊重することが大切です。本人に特 […]

リバースモーゲージ

高齢者の財産管理をすると、本人が自宅を出て施設に入所し、そのまま施設で一生生活するというケースがあります。本人がおひとりさまであれば、自宅は空き家になります。その空き家の活用・処分方法のひとつにリバースモーゲージがありま […]