山口県周南市・下松市・光市の地域密着行政書士藤本高広のブログ

行政書士藤本高広事務所代表の藤本高広です。取扱業務は、遺言・相続・死後事務委任契約・任意後見・家族信託・法人設立・建設業許可・宅建業免許・生活保護申請・補助金、支援金申請、農地転用などです。さらに申請の電子化対応、おひとり様や一人親、同性パートナーの方々に適した制度のご案内など、新しい業務にも積極的に取り組んでいく予定です。

Month: 2021年12月

賃貸不動産の財産管理

後見人であれ財産管理委任契約の受任者であれ、本人の財産の中に賃貸不動産が含まれている時は、金銭とは違った管理の留意点があります。 後見人や財産管理の受任者に就任したら、最初に賃貸借契約の内容を確認します。契約書を作成して […]

高齢者の財産管理と金融機関

 高齢者の財産管理には金融機関との関わりが外せません。成年後見、保佐、補助、任意後見であれば後見登記によって代理人であることが証明できますので問題ありません。しかし財産管理委任契約などの私契約では金融機関によっては代理権 […]

有価証券等の管理

 高齢者の財産管理に関し、財産の中には預貯金や不動産以外のものが含まれていることもあります。例えば株券、投資信託、特許権等です。これらの有価証券等の管理は、成年後見人であれば全て行えますが、保佐人・補助人では別途特定の法 […]

特別障害者手当

 厚生労働省が出している制度の中に、特別障害者手当というものがあります。制度の概要は以下の通りです。  〇 目的   精神または身体に著しく重度の障害を有し、日常生活において常時特別の介護を必要とする特別障害者に対して、 […]

預貯金の管理

 高齢者の財産管理の形態にはいくつかありますが、金融機関の預貯金管理については各形態毎に留意点があります。  〇 成年後見   成年後見人には、民法859条に基づき、被後見人の財産管理権がありますので、預貯金口座を新規に […]

死後事務委任契約②

  死後事務委任契約を締結する際には契約書を作成します。この契約書はできれば公正証書で作成しておくべきです。その理由は、委任者の死後に効力が発生する契約の性質上、委任者の相続人などの利害関係者から疑義が出る可能性があるか […]

死後事務委任契約

 高齢者の財産管理の方法の1つに死後事務委任契約があります。名前の通り「死後」に発生する「事務」をあらかじめ「委任」しておく「契約」です。死後の事務には葬儀や納骨、カードや携帯電話の解約など、財産管理の一環となるものが多 […]

信託監督人

家族信託契約は、親子間といったように家族間で締結する契約です。委託者と受託者は家族という絆と信頼関係ができていますので、その意味では信託を監督する人を別に定める必要性は少ないと言えます。実際監督人を置かない信託契約も少な […]

家族信託を監督する人

 家族信託契約では、委託者の財産は受託者の名義になり、管理運用も受託者が行います。家族内で信託をしていると言っても、大切な財産を契約で取り決めたとおりにきちんと管理運用しているかはチェックする必要があると言えます。その監 […]

家族信託契約書に記載する事項

 家族信託を締結する際には契約書を作成します。契約書は当事者間で私文書として取り交わしても良いですし、公正証書にしても良いです。契約書に盛り込む項目としては ・信託の目的 ・信託財産 ・委託者 ・受託者 ・受益者 ・受益 […]