山口県周南市・下松市・光市の地域密着行政書士藤本高広のブログ

行政書士藤本高広事務所代表の藤本高広です。取扱業務は、遺言・相続・死後事務委任契約・任意後見・家族信託・法人設立・建設業許可・宅建業免許・生活保護申請・補助金、支援金申請、農地転用などです。さらに申請の電子化対応、おひとり様や一人親、同性パートナーの方々に適した制度のご案内など、新しい業務にも積極的に取り組んでいく予定です。

「死後事務委任契約」の記事一覧

執行費用の管理③

死後事務委任契約の執行費用を確保する方法には生命保険を使うやり方があります。先に紹介した預託方法と信託方法は受任者が先に一括して執行費用を支払うものですが、保険を使えば毎月定額の保険料を支払うことになりますので、まとまっ […]

執行費用の管理②

死後事務委任契約の執行費用を確保する方法の一つに信託会社へ信託する方法があります。この方法を使うと、受任者側の不正行為の心配がなくなりますので依頼者にとってもメリットがあります。信託財産は相続財産とは別管理ですので相続手 […]

執行費用の管理

死後事務委任契約では本人の死亡後に、死後事務を執行するための費用がちゃんと確保されていることが重要です。費用を確保する手段としては、受任者へ預託する、信託会社へ信託する、死亡保険を活用する、依頼者が管理するの4種類が考え […]

死後事務を受任する時の注意と対策③

死後事務委任契約は受任してから契約を履行するまでに相当期間が空くことがあります。そして委任契約の報酬は後払いが原則です。ここでは依頼者の財産の状況によって契約が履行できなくなるリスクを考えます。 契約上必要な費用で大きく […]

死後事務を受任する時の注意と対策

死後事務委任契約の依頼者は何らかの理由で身寄りがないことが多いです。その理由の一つに親族との不仲があります。依頼者の死後はその親族と接することもあり、葬送を含めた死後事務に関してクレームが出ることも予想されます。その対策 […]

死後事務委任契約と他の契約の組合せ

死後事務委任契約を締結しても本人は死後の手続きの結果を見届けることはできません。それでもこの契約を締結する意義とは何でしょうか。一つは人生の終わりも自己決定し自立した生活を送ることで、尊厳ある人生を実現する。もう一つは死 […]

死後事務委任契約を必要とする人

死後事務委任契約の依頼者となりうる人とはどのようなタイプかを検討します。まずは単身者と二人暮らし世帯が考えられます。単身者には自ら望んで独身生活を送っていたり、パートナーと離婚や死別して独身になったなどいくつかあります。 […]

死後事務委任契約

まず初めに、死後事務委任契約を仕事として扱うこととはどういうことか、実務書を通じて感じたことを述べます。 死後事務委任契約は委任者の死と直に接することになります。依頼者の看取りを行い葬送を行います。生から死への過程に家族 […]