山口県周南市・下松市・光市の地域密着行政書士藤本高広のブログ

行政書士藤本高広事務所代表の藤本高広です。取扱業務は、遺言・相続・死後事務委任契約・任意後見・家族信託・法人設立・建設業許可・宅建業免許・生活保護申請・補助金、支援金申請、農地転用などです。さらに申請の電子化対応、おひとり様や一人親、同性パートナーの方々に適した制度のご案内など、新しい業務にも積極的に取り組んでいく予定です。

「法人設立」の記事一覧

株券は発行?不発行?

 現在の会社法では、株券は原則不発行となっています。よって定款で改めて「株券を発行する」という内容の定めをしたときに限り、株券を発行することが出来ます。株券を不発行とすることのメリットは   ・株券の発行コストと管理コス […]

株式に関する事項

 会社設立時に作成する定款には ①絶対的記載事項 ②相対的記載事項 ③任意的記載事項 の3種類があります。株式に関する事項は②の相対的記載事項にあたり、からなずしも記載しなくても良い事項ですが、通常は記載します。  株式 […]

会社の本店所在地

 会社の本店とは、会社の主たる営業所のことであり、会社の住所です。設立登記や合併登記などの登記の管轄を決めたり、民事訴訟事件の訴えの管轄を決めたりするため、法律上重要な意味があります。そして会社の本店所在地は定款の絶対的 […]

会社の許認可

 会社を設立して事業を営むことを計画しても、その行おうとする事業を行うには監督官庁の許認可が必要なケースがあります。会社を立ち上げて事業を行おうと考えるならば、その計画段階から、必要な許認可を取得することも同時に検討した […]

会社の目的

 会社の目的は、定款の絶対的記載事項です。営もうとしている事業を記載します。目的は複数記載しても良く、相互に関連性が無くても良いとされています。また、具体性を欠く目的でも登記は受理されますが、会社設立後に金融機関から融資 […]

商号の決め方

 商業は会社の名称であり、定款の絶対的記載事項です。商号を決める際はいくつかのルールに基づく必要があります。ここでは株式会社を前提に説明していきます。  ルール1 商号の中に「株式会社」という文字を含めなければいけません […]

発起設立の流れ

 会社の設立方法は発起設立と募集設立の2種類があります。非公開会社で中小企業の設立には、一般に発起設立が適していますので、ここでは発起設立について述べていきます。  発起設立とは、設立時発行株式の全部を発起人が引受け、発 […]

定款の記載事項

 「定款」とは、普段聞き慣れない言葉ですが、これは会社の目的や内部組織・活動に関する根本規則のことを指します。会社、公益法人、社団法人、財団法人、各種協同組合等の法人は、設立に際に定款を作成する必要があります。なお、原始 […]

発起人について

 発起人とは、会社を設立の企画者として定款に署名または記名押印をした人を言います。つまり会社を設立しようとしていて、そのための定款を作成し、設立の登記申請を行うという設立の一連の行為を行おうとしている人を発起人に選ぶのが […]

法人設立に必要な費用

 ここでは、株式会社の発起設立に関して必要となる最低費用について確認していきます。なお、発起設立とは、設立時発行株式の全部を発起人が引受けて会社を設立する方法です。他方の方法として募集設立というものがありますが、中小規模 […]