常勤役員等に選任される対象者は、「適切な経営能力を有すること」という要件を満たすため、過去に建設業の経営に携わった経験を確認する書類を提出する必要があります。
〇 建設業に関し５年以上の経営業務の管理責任者としての経験を有する者、を証明する書類
→ ・登記事項全部証明書
・役員の経験期間に係る確定申告書の写し
・令３条使用人に選任されていた期間の建設業許可申請書、変更届出書の副本
・過去の経験が建設業許可業者であった場合は、経験期間中の許可通知書の写し
・過去の経験が建設業許可業者では無かった場合は、経験期間中の工事請負契約書、発注書、注文請書、請求書、など
〇 建設業に関し経営業務の管理責任者に準ずる地位にある者として５年以上経営業務を管理した経験を有する者、を証明する書類
→ ・役員直下の役職で、当該役員に準ずる地位にあったことが確認できる書面
・経験期間中権限の委任を受けていたことを証する書面
・経験期間中所属していた部署が建設業に関する部署であったことが確認できる書面
・建設業の経営業務の執行に関し、取締役等から具体的な権限委譲を受けていたことが確認できる書類
〇 建設業に関し経営業務の管理責任者に準ずる地位にある者として６年以上経営業務の管理責任者を補助する業務に従事した経験を有する者
→ ・役員直下の役職で、当該役員に準ずる地位にあったことが確認できる書面
・役員に準ずる地位にあって経営管理を補助した内容が確認できる書面（例：辞令書、決済印を押印している稟議書）
・過去の経験が建設業許可業者であった場合は、経験期間中の許可通知書の写し
・過去の経験が建設業許可業者では無かった場合は、経験期間中の工事請負契約書、発注書、注文請書、請求書など
