労災保険の給付②

近年、職場でのパワハラやいじめなどによって精神的に異常が生じて仕事を休むという事例をよく聞きます。このようなメンタルヘルスに関することも労災として扱われますが、今までは認定基準が分かりにくく審査に時間がかかっていました。

2011年12月に新たに心理的負荷による労災認定基準ができました。それによると認定には以下の3つが必要です。

・認定基準の対象となる精神障害を発病していること

・認定基準の対象となる精神障害の発病前おおむね6ヶ月の間に業務による強い心理的負荷が認められること

・業務以外の心理的負荷や個体側要因により発病したとは認められないこと

業務による心理的負荷表というのがあり、その表で強と評価されると、強い心理的負荷があったと判断されます。労働時間や具体的出来事も加味して総合的に判断されます。

新たな認定基準ができたことで、メンタルヘルスに関する労災の申請件数は増加しており、認定まで数ヶ月かかっているのが現状です。