マイナンバーカードの代理申請手続きを行っていて、メリットを感じるのは写真をその場で撮影してアップロードするときです。わざわざ写真屋さんへ行って証明写真を準備する必要もありませんし、市役所へ出向く手間も省けます。スマートフォンのカメラの性能は必要十分ですので、証明写真に使用するには問題ありません。
ただし、写真にも一定の決まりがありますので、それに沿った形で撮影することが必要です。例えば、頭の上部が見切れていて、全部写っていない写真は、事務局でトリミング不可との理由で不備となった事があります。その時は予備で撮影していた他の写真を使用することで対応しました。背景は無地との決まりがあります。背景の色は不問とされています。ご自宅や職場に訪問して手続きをするときには、適した背景の場所があるかどうか気になるポイントです。ない場合は、外出して背景として使える場所まで移動して写真を撮影したこともあります。夜間の時間帯の手続きのご依頼で、手続き場所が写真撮影に適していないと事前に分かっていれば、予め写真をスマホで撮影しておいてもらうこともあります。その画像を私のスマートフォンにメールで転送してもらえば、問題なく申請が出来ます。
3歳くらいのお子様のマイナンバーカードの代理申請をすることもありました。やはり大人のようにまっすぐ正面を向いて無表情に近い顔写真を撮影することは困難です。少し笑ったかわいい写真で申請しています。不備があればその時に対応すれば良いでしょう。
顔写真は年齢とともに変化することもあって、マイナンバーカードの有効期限は発行の日から10回目の誕生日となっています。20歳未満は容姿の変動が大きいため、5回目の誕生日までとなっています。