山口県周南市・下松市・光市の地域密着行政書士藤本高広のブログ

行政書士藤本高広事務所代表の藤本高広です。取扱業務は、遺言・相続・死後事務委任契約・任意後見・家族信託・法人設立・建設業許可・宅建業免許・生活保護申請・補助金、支援金申請、農地転用などです。さらに申請の電子化対応、おひとり様や一人親、同性パートナーの方々に適した制度のご案内など、新しい業務にも積極的に取り組んでいく予定です。

Month: 2021年8月

行政書士の義務②

 前回までに行政書士の義務として、事務所に関する義務と業務に関する義務をみてきました。今回は残りの「その他の義務」についてです。  〇 届出義務  行政書士に下記の事由が発生したら、遅滞なくその旨を行政書士会に届け出なけ […]

行政書士の義務

行政書士は、業務を行うに当たり当然様々な義務を負っています。大別すると・事務所・業務・その他の3つに分けることができます。  〇 事務所に関する義務    ・事務所は必ず設置しなければいけません。また、2つ以上設置しては […]

行政書士の業務③

業務範囲がとても広い行政書士の業務内容ですが、今回は国際業務と職務上請求について述べます。 ◯ 申請取次制度 国際業務では、主に外国人が日本に入国することや日本に滞在するための在留資格を取得する申請書の提出を、外国人本人 […]

行政書士の業務②

 取扱い業務の幅がとても広い行政書士ですが、作成できない書類もあります。具体的には他資格者の独占業務にあたるものは扱えません。他資格者とは・弁護士・弁理士・公認会計士・不動産鑑定士・税理士・司法書士・土地家屋調査士・社会 […]

行政書士の業務

 行政書士事務所開業準備中であることを知らせるために、知人や元の職場関係の方に挨拶に行ったところ、「行政書士ってどんな事をするの?」とよく聞かれました。私の場合は、遺言・相続・後見・家族信託です、と答えておりましたが、こ […]

組織変更

 組織変更とは、株式会社が持分会社に変わること、または持分会社が株式会社に変わることをいいます。それに対して例えば合名会社が合同会社に変わることは「持分会社の種類の変更」といわれ、組織変更ではありません。持分会社のままで […]

株主名簿

 会社法第121条によると、会社は株主名簿を作成し、①株主の氏名、名称及び住所 ②当該株主の保有株式数、種類 ③当該株主の株式取得日 ④株券発行会社の場合は当該株式に係る株券の番号 を記載または記録しなければいけないと規 […]

株式会社設立の流れ

 株式会社の設立は以下の流れで行います。  ①基本事項の決定 → ②定款の作成 → ③定款認証 → ④資本金の払込 → ⑤登記の申請  ①から⑤までで通常は2週間~一ヶ月程度かかります。  株式会社設立に必要な書類は以下 […]

株式の譲渡

 株主は、その有する株式を譲渡することができる(会社法第127条)。  株主が株式の購入のために投資した資本の回収は、株式の譲渡によることが原則です。株式買取請求権の行使等の場合を除き、会社に対して直接出資金の返還を求め […]

募集設立

株式会社の設立方法には2種類あります。発起設立と募集設立です。これまで主に発起設立を前提に記事を書いてきましたが、今回は募集設立について発起設立との違いを中心に整理していきます。 実務上では募集設立はほとんど採用されてい […]