事業復活支援金

 2022年2月2日に経済産業庁の「事業復活支援金の詳細について」のページが更新されました。この制度は過去頻繁に更新されているようです。申請をするのであればその時の最新の情報を確認した方が良いです。

 事業復活支援金とは、新型コロナウイルス感染症によって、大きな影響を受ける中堅・中小・小規模事業者、フリーランスを含む事業者に対して、企業規模に応じた給付金を支給する制度です。ポイントは以下の2点です。

  ① 新型コロナウイルス感染症の影響を受けた事業者が対象。

  ② 2021年11月~2022年3月のいずれかの月の売上高が、2018年11月~2021年3月までの間の任意の同じ月の売上高と比較して50%以上又は30%以上50%未満減少した事業者

 給付額 = 基準期間の売上高 - 対象月の売上高×5

   基準期間は「2018年11月~2019年3月」「2019年11月~2020年3月」「2020年11月~2021年3月」のいずれかです。

   対象月は2021年11月~2022年3月のいずれかの月です。

 例えば、基準期間を「2018年11月~2019年3月」とし、その間の売上高が5,000万円だったとします。対象月を2021年11月とし、その月の売上高が400万だったとします。その場合の給付額は

    5,000万円 - (400万円 × 5) = 3,000万円 です。ただし支給額には上限が設けられています。

 【給付上限額】

  売上減少率が50%以上の場合

    個人事業者:50万円  法人:100~250万円(年間売上高により変動)

  売上減少率が30%以上50%未満の場合

    個人事業者:30万円  法人:60~150万円(年間売上高により変動)

 売上減少が、新型コロナウイルス感染症の影響によることを条件としています。詳細は次回掲載します。