山口県周南市・下松市・光市の地域密着行政書士藤本高広のブログ

行政書士藤本高広事務所代表の藤本高広です。取扱業務は、遺言・相続・死後事務委任契約・任意後見・家族信託・法人設立・建設業許可・宅建業免許・生活保護申請・補助金、支援金申請、農地転用などです。さらに申請の電子化対応、おひとり様や一人親、同性パートナーの方々に適した制度のご案内など、新しい業務にも積極的に取り組んでいく予定です。

「遺言」の記事一覧

遺言⑤

 「遺言を残したら、財産を使えなくなる」という思い込みや後ろめたさから、遺言を残すことをためらう方もおられるのではないでしょうか。そこで、以下の三点を確認することにします。   ・遺言は相手方の無い単独行為である。    […]

遺言④

 遺言の効力発生時期は、原則として遺言者の死亡時です。ただし、遺言に停止条件をつけた場合は、遺言者の死亡後に、その条件が成就した時に効力を生じます。ここで「停止条件」という言葉について説明します。私は最初すぐに理解できま […]

遺言③

 遺言の方式には、普通方式と特別方式があります。普通方式の中には 〇自筆証書遺言 〇公正証書遺言 〇秘密証書遺言 の三つがあります。実際に多く採用されているのは、自筆証書遺言と公正証書遺言の二つです。特別方式の中には、死 […]

遺言②

 遺贈によって利益を受ける人を受遺者といいます。胎児も受遺者になることができます。また、当然ですが、遺言者の死亡する前に受遺者が死亡したときは、遺贈はその効力を生じません。  特定遺贈の受遺者は、遺言者の死亡後はいつでも […]

遺言①

 遺言は、民法に定められた方式に従わなければ、することができません。また、遺言でなし得る事項は限定的であり、決められた事項以外の事項を遺言で意思表示しても、法律上の効果は発生しません。ただ現実には、残された家族への感謝の […]